吉川元子さんのピアノリサイタル
3月の19日に吉川元子さんのピアノリサイタルを聴きに紀尾井町ホールに行ってきました。2001年から2年に1度のペースでリサイタルをやられていて、今回で5回目になります。
実は吉川さんは「とかじ歯科」の開業当初の頃からの患者さんでもあります。はじめはピアニストの方だとは知らなかったのですが、吉川さんが定期検診にいらしゃっていた時の事、たまたまショパンのピアノ協奏曲第1番をかけていたら、吉川さんの体が踊っているではありませんか。「私この曲聞くと自然と体が反応しちゃうのよね。」
いつか吉川さんのピアノを聴かせてください。そんなお願いをしていて、今回はじめてピアノに向かう吉川さんを見ることができました。曲目はモーツァルトのピアノソナタ第8番 イ短調 、ショパンの4つのマズルカ op.41、ピアノソナタ第3番 ロ短調 op.58 など、2時間あまりに及ぶ演奏会をされました。今回の演奏会のテーマは”マエストーソ”。マエストーソとは曲想を表す標語で、「荘厳に。堂々として。威厳に満ちて。」という意味らしい。力強くホールに響き渡るピアノの音を聞きながら、今日のためにいったいどれだけの時間練習を重ねてきたのだろうと思いました。吉川さん素敵な演奏をありがとうごさいました。