幻の鮭・鮭児
先日北海道に行ったときに、釧路の市場で後日、毛ガニやシシャモ、イクラ、サケなどを送ってもらうようお願いしておいた。それが本日届いた。釧路から空路で来るため、台風の影響で届いたのは夕方だったが、みごとな毛ガニが届いた。
みなさんは幻の鮭といわれる鮭児(けいじ)をごぞんじでしょうか?
普通、鮭は次代の子孫を残すため生まれ故郷の川に回帰する訳ですが、5~6年の長い旅で既に身がやせています。鮭児(ケイジ)とは、こうした5~6歳の鮭に混じって訳も判らず川に戻ってしまった、まだ1~2歳の白鮭ことをいいます。
したがって、鮭児の身は脂がのってる大トロに近い状態で、一度食べたら忘れられないおいしさだそうです。
市場のお兄さん曰く、この鮭は普通の鮭1万匹に1匹の割合でしか獲れないので、幻の鮭と言われているんだ。
で、刺身にして食べてみましたが、なるほど脂が舌の上でとろけるようなかんじです。
気になるお値段ですが、普通の鮭が1匹1500円でしたが、鮭児は15000円となんと10倍!
でも東京で買うと8万円以上するそうなので、これでも超お買い得なんだそうです。