私のコレクション4 廃線になった駅たち~広尾線・他
上は1976年当時の国鉄時代の北海道鉄道路線図で、下が2002年のJR北海道の鉄道路線図。比較してみると、多くの路線が廃止になっているのがわかる。(画像はクリックすると拡大します。) | 広尾線は北海道の帯広駅からえりも岬へと向かうローカル線だ。民営化直前の1987年2月に廃線となった。私が北海道を訪れたとき、都立広尾高校に在学していたので、広尾駅は行ってみたい駅の一つだった。 |
広尾線にはもうひとつ有名な駅がある。その名も幸福駅。昭和49年に愛国-幸福間の切符が一大ブームとなり、「愛の国から幸福へ」という歌まで登場した。無人駅のため入場券は持っていない。ブームになって幸福駅付近の商店で入場券を販売していたことは後で知った。 | |
現在は駅舎のみ保存されているようだ。このあたりは防雪林が立ち並ぶ原野のまっただ中で、まわりに何もなく、北海道ならではの風景だった。 YouTubeには当時の画像がいくつもアップされている。 | |
おめあての広尾(高校)から幸福ゆきの切符を購入した。広尾駅~幸福駅への切符は硬券切符が用意されておらず、左のような汎用切符となった。大きくて立派な切符でこれはこれで気に入っている。しかしながらその御利益はあったのか、なかったのか….. | |
広尾線の発駅と終着駅。広尾駅から襟裳岬まではバスで行く。えりーもの春は~、何もない春です~。早春の襟裳岬は非常に風が強く、寒さが骨身にしみるところでした。 | |
襟裳岬からバスで様似(さまに)駅に出て日高本線で苫小牧(とまこまい)へ。苫小牧から札幌へと戻った。日高本線は現在も健在だ。 | |
こちらは帯広から広尾線とは逆にのびる士幌線の糠平駅、白糠線の白糠駅(いずれも1987年に廃線)、池北線の池田駅(2006年に廃線)の入場券。 糠平駅からバスで然別湖へ行く。湖畔からしばらく歩くと、北海道三大秘湖の一つに数えられる東雲湖(しののめこ)へと行くことができる。(あとのふたつは、支笏湖近くのオコタンペ湖、阿寒のオンネトー) |
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こちらは網走から中湧別まで走る湧網(ゆうもう)線の常呂(ところ)駅の入場券と中湧別から計呂地(けろち)駅までの乗車券。1987年に廃線となった。 サロマ湖畔の砂の道を自転車で汗びっしょりになって走った。 |
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北海道は変わった地名が多い。最後は地名クイズ。あなたはいくつ読めますか? 左側上から順に 「かみかわ」→「あんたろま」 「うえなえ」→「びび」 「くっちゃん」 右側上から順に 「くっちゃん」→「ひらふ」 「ふかがわ」→「きたいちゃん」 「ちゃしない」→「びばい」 |
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こちらは私鉄だが、昭和47年廃線となった三井芦別鉄道の記念切符。芦別 – 頼城間 9.6km、三井鉱山専用鉄道の延長として昭和24年に開業した。 |