藤城清治 自宅スタジオ展
4月17日から行われていた藤城清治の自宅スタジオ展へ行ってきました。大井町線の大岡山駅をおりて商店街を歩き、環7を渡った閑静な住宅街の一角にスタジオはあります。
テレビでも放映されたせいか、平日にもかかわらず多くの人で賑わっていました。
これらの見事な作品の数々を藤城氏はフェーザーのカミソリ1枚で作り出すのだから、驚きである。スタジオ内にはこれらの作品とともに、フクロウ、カワセミ、猫、犬、熱帯魚といった様々な生き物たちがいた。彼らはいろいろな作品のモデルになっているのだろう。
この影絵はボックスの奥まった位置にあり、下面には池のように水がはられ、左右には鏡がおいてある。鏡をのぞき込むと下の写真のような世界が広がる。 | |
太田光さんの小説『マボロシの鳥』(新潮社刊)を、藤城清治氏が影絵化して作られた絵本。その原画が展示されていた。 | |