新しいマイクロスコープを導入いたしました。
歯科用マイクロスコープを使い始めてから、そろそろ10年近くなる。だいぶ使い古したので、ここで思い機って新機種を導入することにした。憧れのCarl Zwissのマイクロスコープである。Carl Zwissは一眼レフカメラの世界では、クリアで鮮明な写りをすることで知られるドイツの老舗レンズメーカーである。デモ機をさわった時、レンズが違うとここまで見え方が違うのかと、他のメーカーのマイクロスコープとの違いに驚いた。ライトの電源スイッチもアームを上下するだけでオン・オフができ、明るさも手元で調整できるので使い勝手もとても良い。アームの動きもしなやかでスムーズだ。しかしながら、価格は約3倍。どこまでマイクロスコープを使いこなせるのか自信が無かったため、購入を見送った。
先日とうとう、その憧れのマイクロスコープが来た。接眼レンズの上にはCarl Zwissの文字が入っている。やはり使いやすい。目も疲れない。もちろん今までのマイクロスコープでも十分に役目を果たせていたし、その価値はあったのだが、比べてしまうと、やはりはじめから導入しておけば良かったかなと思ってしまう。でも、そのおかげで各ユニットに1台ずつマイクロスコープがある贅沢な歯科医院となった。これでさらに良い仕事ができればいいなと思っている。