奄美大島旅行日記(その3)

奄美大島旅行日記(その3)

三日目は一番楽しみにしていた奄美の海のシュノーケリングと、ナイトエコツアーだ。
午前中は昨日と同じアイランドサービスさんにお願いして、シーカヤック&シュノーケリングの半日ツアーに参加した。

IMGP0380.jpg 笠利湾の赤尾木の湾は円形をしており、隕石クレーターの跡だという説がある。その裏手の龍郷湾が今回カヤックをする海だ。カヤックとカヌーの違いはカヤックの方はかなりのスピードが出て、船尾に舵がついていることだ。足の先にペダルがついていて方向を制御する。
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IMGP0392.jpg この日はほとんど無風状態のため海はおだやかな凪。そのため透明度は抜群で、カヤックから5-6m下の海底がよく見えた。30分ほどでシュノーケリングポイントに到着。フィンをつけてさっそく潜る。
秘密のポイントだけあって非常に珊瑚や魚の量が多い。ブルーに輝くきれいなシャコガイがたくさん見られたのには驚いた。沖縄よりも自然が残っているようだ。
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IMGP0415_1.jpg 美味しそうな鯛(上)がゆうゆうと目の前を泳いでいる。
左上はミスジチョウチョウウオ。
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IMGP0439_1.jpg 上はシライトイソギンチャクとハナビラクマノミ。
右はソテツの雌花。雄花は丸くなくて、細長い。

 

IMG_6047.jpg お昼はホテルでとった。それぞれ島豚のおろしトンカツ。
島野菜のカレーライス、伊勢エビのパスタ。どれも美味しかった。
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アマミノクロウサギは夜行性のため、通常は夜しか見ることが出来ない。6人乗りのジープに乗って夜の原生林に入って様々な動物たちを見るツアーだ。クロウサギに会える確率は、今月は今日まで100%だということ。期待が膨らむ。クロウサギがどうしてそんなに道路に出てくるのか不思議だったが、身を守るために見晴らしの良い広場のようなところで食事をする習性があるということらしい。

IMG_6155.jpg 夜の7時にホテルを出発。三菱製の自衛隊払い下げの軍用ジープに乗り込み、風をきって金作原のさらに奥地の原生林に向かう。気持ちがいい。
下は巣立ちを迎えたばかりのリュウキュウコノハズク 。母鳥をしきりに呼んでいた。
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2010090220555919480.jpg 左は電線で休んでいたのど元の青が美しいルリカケス。
下の写真はリュウキュウアカショウビンの子供。母鳥はライトに驚いて逃げてしまった。
クロウサギには3回遭遇したが、いずれもシャッターチャンスを逃してしまった。左下は奄美パークの展示写真。
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IMG_6163.jpg アマミノクロウサギは奄美・野黒ウサギなんだそうだ。北海道のナキウサギと同じで耳が短く、泣き声を発し、ともにウサギの祖先に近い種らしい 。夜行性で、子供は土に巣穴を掘ってそこで育てる。ハブなどから守るために巣穴の入り口はふだん埋められていて、授乳の時だけ母親が穴をあけて子供を呼ぶ。
IMG_6186.jpg 左上は夜行性のアマミヤマシギ。相当近づいても逃げない。
左は明け方に撮影したオリオン座。
下は夜更けに撮影した北斗七星とカシオペア座。
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明日はいよいよ最終日。私の好きな画家、田中一村の美術館を尋たずねることにする。

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