オーディオの話(その1)

オーディオの話(その1)

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とかじ歯科ではいつも院長の独断と偏見でお気に入りの音楽を流しています。私の趣味のひとつが音楽鑑賞なので、自宅にはたくさんのCDとレコードの山があります。その中から心が安らぐ曲を選んで、iPodに入れてランダムに流しています。
患者さんの中には、曲がとてもいいですねとほめて頂いたり、これは誰の曲ですか?とてもいいですね。と質問して下さる方がいらっしゃいます。そんな時はとてもうれしく思います。
実はこの選曲は、患者さんのためというよりは、自分のためでもあるのです。というのは、歯科治療というのは細かい作業の連続で、緊張の連続を余儀なくされます。疲れてきたり、診療が長引いてしまって次の患者さんをお待たせしてしまったりすると、ついイライラしてしまうのですが、そんなときは音楽に耳を傾け、心をリラックスさせています。私にとって音楽は心の栄養剤のような存在です。
今から10年くらい前のこと。仕事、人間関係に行き詰まり、何のために生きているのかわからなくなったときに、支えてくれたのが音楽でした。そのとき、はじめて音楽は心のエネルギー源だと感じました。それ以来、休日はかならず音楽とともにすごしています。
開業当初は、いいなと思ったCDを診療所に持っていって、ソニーの10枚セット出来るCDオートチェンジャーにかけて聞いていました。しかし、10年前に自宅のオーディオをパワーアップして以来、診療所でもだんだんといい音で聞きたいという思いが強くなり、スピーカー、プリ、パワーアンプ、CDプレーヤーとひととおりの機器をそろえました。診療中にCDを代える手間が大変だったのですが、音質的には満足していました。そうこうするうちにiPodなるものが登場し、これは使えるかもということで、出たばかりのiPod nanoを購入、現在に至っています。
現在診療所で使用しているスピーカーは、自宅で使っているスピーカーの弟分、B&W Nautilus signature 805です。
次回はオーディオについてお話ししようと思います。

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