ノルウェーのソグネフィヨルド一人旅

ノルウェーのソグネフィヨルド一人旅

Stalheim Hotelからの展望 ~ 谷をおりてゆくとソルネフィヨルドに通ずる      

2005年8月イエテボリ大学歯内療法科のセミナーに参加することにした。現地集合、現地解散のセミナーだったため、私はかねてから一度は訪れてみたいと思っていたノルウェーのフィヨルドに時差ぼけ解消もかねて行ってみることにした。目的地まで無事にたどり着けるかどうかの不安もあったが、一人で行動すれば、いやおうなく英会話の訓練にもなると思い、インターネットで宿泊と列車のチケットの予約をした。

IMG_0049.jpg 成田からスカンジナビア航空でデンマークのコペンハーゲンまで約12時間の空の旅。空港内は広くてたくさんのお店があり、乗り継ぎ時間があっという間に過ぎてしまう。オイスターとビールを注文。
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IMG_0054.jpg コペンハーゲンからノルウェーのベルゲンへ向かう。スカンジナビア航空だとコペンハーゲンから北欧3国内は3フライトまで無料というのがうれしい。乗り継 ぎの飛行機から見る風景は、岩と氷の世界で北極圏に来たなという実感があった。長旅の目的地ベルゲンの港が見えてきた。
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IMG_0068.jpg 夜の8時をすぎていたが、ベルゲンの港町を見下ろせるフロイエン山にケーブルカーで登る。夕日に輝く水面を一隻のフェリーが入港してきた。
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ベ ルゲンの港に面したホテルに泊まり、翌朝、ソグネフィヨルドに向けて出発。ベルゲンの朝の町並みと駅。この赤い列車でヴォスへ向かう。ナップザックに必要 な物を詰め込み、大きなスーツケースは邪魔なので、オスロのホテルへ駅から送る。これが後にとんでもない問題を引き起こす。お昼は港の露天で買った鯨の ベーコンとサーモンのサンドイッチ。
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ヴォスからバスでグドヴァンゲンへ。途中のStalheim Hotelからの展望はすばらしかった。谷をおりると、観光船の乗船口だ。ここから船でフィヨルド内を2時間かけてフロムへ。アウルランの美しい町並みを見て、明日はここを訪ねようと思った。
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フィヨルドの周囲にはサイクリングコースが設けられていた。ホテルで自転車を借りて、古い集落のあるところを訪ねてみた。
ノルウェーのソグネフィヨルド一人旅

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翌朝ホテルを出発し、バスでアウルランの町へ向かう。きれいな家が多い。
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タクシーをチャーターし、1150年頃に建造されたノルウェー最古の木造のボルグン・スターヴ教会を見に行く。東南アジアの寺院を思わせるような建物で、なぜこのような建築物が北欧の地にあるのか不思議に感じ是非行かなくてはと思った。木の腐食を防ぐため、全ての建材はタールでコーティングされている。
フロムからこの場所へ行くにはとても長いトンネルを通るのだけれども、自動車のトンネルでは世界一の長さ(24.5km)だとタクシーの運転手が言っていた。途中に何カ所かブルーホールと呼ばれる、眠気覚ましの青い光の空間が作られている。
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翌日はいよいよ山岳鉄道のフロム鉄道でミュールダールヘ。途中のショースの滝で列車は一時停車。観光客はそこでおりて、目の前の滝を見物。ものすごい水しぶき。
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終点のミュールダールで特急列車に乗り継ぐまでの間、周辺を散策。ショースの滝の上までトレッキングした。北欧の人たちは自転車でここからフィヨルドまで おりる。滝の脇をとおるジグザグの道を何人もの人が降りて行った。自転車は列車に積んで移動出来るので、各観光地を自転車でまわっているようだ。
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ミュールダールで特急列車に乗り継ぎ一路オスロへと向かう。
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夜の10時オスロに到着。ホテルはノーベル賞受賞者も泊まるGrand Hotel。しかし、ここでトラブル発生。ベルゲンから送ったスーツケースが届いていない。どうやら土日は運送業者が休みらしい。月曜日にはイエテボリ大 学で授業が始まるというのに、困ったことになった。帰り航空券もスーツケースの中。コンシェルジェに大学に荷物を転送するようにたのんだが、うまく通じた かどうか…..
翌日はムンク美術館などに行く予定だったが、それどころではなくなり、国立美術館(左写真)だけ見学した。ここではムンクの「叫び」を見ることが出来る。 左下は国会議事堂。その下はオスロ大聖堂とパイプオルガン。一番下がオスロ中央駅。市内は路面電車が走っている。
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航空チケットがスーツケースの中のため、オスロからスウェーデンのイエテボリまで陸路でいくことになった。
左下がイエテボリ駅。右下は美術館。
スーツケースは大学の歯内療法科の秘書の方がオスロのホテルに連絡を取って送ってもらい、無事帰国することが出来た。
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