こちらはペンタコン6と呼ばれるマウントレンズ。P6-EOSアダプタにてEOS5D Mark2に装着するペンタコン6にはティルト機構のついたアダプタがあり(3枚目の写真)、それをつけてマウントすると1ー12時の各方向へ0ー8度までのティルト角度をつけて撮影することができる。上2枚はマルチコーティングタイプのBiometar 80mm。下4ー6枚目は古い初期のゼブラタイプのBiometar 80mm。
Carl Zeiss Jenaは戦後分かれた東ドイツに残った旧カールツァイス技術者によって、作られた会社。終戦直前主立ったZeissの上層部技術者たちは連合国によって連れて行かれたが、残った技術者たちはソ連軍下に納められ、この会社が作られた。一時は本家西ドイツツァイスとの商標争いにより、Zeissの刻印ができなかった時代がある。
撮影画像は順次アップ予定。