等倍から五倍までの拡大撮影が可能なキャノンの65mm F2.8マクロレンズ。マニュアルフォーカスの上に被写界深度がきわめて浅く、被写体までの距離も10cm前後と非常に近いため、撮影時にはセッティングとピント合わせにかなり苦労する。基本的にストロボと三脚は必須だが、昆虫など動きの速いものは手持ちでないと撮影困難である。手持ちでは2-3倍までが限界だが、モンシロチョウの作品例のようにうまくいけば素晴らしい写真が撮れる。高倍率になると、ファインダーが極端に暗くなるため、ピント確認がしづらくなる。フォーカシングスクリーンはEg-Sのスーパープレシジョンマットに交換して使用することをお勧めする。ストロボはCannonのMT-24EXを使用。
< 撮 影 作 品 例 >
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